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2008年6月

メダカのがっこう 佐渡の田の草ツアーに参加しての報告

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今年で3回目の企画ツアー。

私も、3回参加。6月14日から15日の草取りツアーに行って来た。

総勢50名程。近くでは、新潟から参加した方もおります。インターネットで問い合わせたかた、新聞、テレビの報道でご興味をもたれた方など、初めて田んぼに入る方もいらしゃって、毎回楽しいイベントになります。

今年は、朱鷺の放鳥が秋に行われることになっており、皆さんの関心も集まったことでしょう。

年々若い方の参加が増えているのが、嬉しいです。

食の安全性が問題となったおり、口に入れるものだけに、生産地のルーツを確かめないと安心できないほどです。

そこで環境問題に一人、一人が関心を持っていかなければ、やがては身近なところにまでツケが回ってくる、と気付かされたと思います。

佐渡の朱鷺は、絶滅になって、「朱鷺を呼び戻そう。朱鷺と共生できる環境を作ろう。」と田んぼを作っている農家が立ち上がりました。

食の問題を考えるには、消費者と農家と行政とみんなが協力しないとできません。その意味で佐渡の農家さんの活動は、消費者の意識を高める役目を担っています。

農家さんも1町歩以上の田んぼの草取りを独りでモクモクやるのは、とってもたいへんです。こんなに大勢で草取りすると「人数だけじゃない!3倍位早い!」とえらく喜んでくださる。時間があればもっともっと応援したい気持ちになる。農家さんと縁を頂いたことがありがたい。私にできることあって嬉しい。

参加したみなさんの声も「田んぼは、癒しの場、この水の温かさと泥パックがいい。」「汗をかいた時の風が、心地よい。」「みんなとおしゃべりしながらの作業が楽しい。」と日ごろのストレスから解放されているようだ。どうぞメダカのがっこうの体験にお越しください。

上の写真は、「カメさんが、出てきたよ。」とベテラン田んぼ組埼玉から参加のAさん。3匹も出てきました。

F1000385_4 左の写真は、山本さんの田んぼ。最初は、3列づつ受け持って横に並んでスタートしました。草が沢山あって、ゴールは、遥か彼方にみえました。でもみんなでもくもく、わいわいやっているうちに達成が近づいてきました。みんなで汗を流す仕事をするって楽しいですね。生き物と一杯出会えます。子どもから、若者から、大人まで一緒に作業して喜びあえます。

広げましょう。生き物いっぱいの自然耕の田んぼを!







F1000392 草取り作業の後は、郷土料理の御馳走でふるまっていただきました。イチゴもサクランボも果物のおいしいこと!潮風があたって甘さが違います。

海の幸、山の幸、手づくり郷土料理、とってもおいしかった。

佐渡の皆さんの助け合いの心が温かく、嬉しい。そして尊さを感じた。

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