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2009年12月

山梨県白州で手造り醤油搾りをしました。

 12月2日は、山梨県白州へ醤油搾りに行ってまいりました。
 思っていた以上にすごく良い出来上がりで、最高に楽しかったです。
 4月初旬にもろみと塩を混ぜ、家へ持ち帰って樽に白州の水と合わせて、微生物
 達に発酵をしてもらう作業をやりました。
 お日様に毎日当てて下さいと言う岩崎先生(長野県大岡宮平の住まい)の指導から、我が家には、樽を出し
 入れする場所もないため思案しました。
 温室でも良いとのことだったので、主人が奮闘して、樽に合わせて、温室を手
 作りしました。
 最初は、1週間に1回塩がなじむまで撹拌します。
 次は、2週間に1回撹拌、夏を越したら、1カ月に1回撹拌します。
 その都度、もろみの温度を記録します。
 我が家の狭いベランダでも、もろみさんは、居心地が良く過ごしてくれありが
 たかったです。
 良い状態で、おいしい醤油に仕上げてくれました。
 お醤油造りの岩崎先生、井上先生に褒められ、主人の株が上がりました。
 
 醤油搾りの手順です。後継者を目指しませんか。
 ・ 大きな釜に湯を沸かします。(五右衛門風呂のような大きな釜3つに薪をくべました。)
 ・ もろみの樽に先生が適量の湯を入れて延ばしてから搾り袋に入れて、舟に
   交互に並べる。
 ・ 搾り初めに出てきた醤油は、生搾り醤油としてビンに入れる。(生しぼり
   醤油は、すぐカビるので、4合瓶1本か2本が限界)
 ・ 1~2時間で搾り終わったら、釜に入れて火入れをする。良くかき混ぜな
   がら、温度が高くなってきたら、88℃を目安に温度計
   を見ながら、薪の量を加減する。
 ・ 火入れが終わったら、棒目測りで、濃度17BEに調整する。(濃ければ
   お湯で薄め、薄ければ塩を足すので、念のためこだわり
   の塩を少量をご持参ください。)
 ・ 出来上がった醤油を釜から持ち帰る樽に移す。そして、冷めたら荷造りする。
   (ラップや蓋をしっかり止めるテープをご持参ください。)
 ・ この間、前後のお手伝い人たちは、搾り袋からカラカラになったもろみを
   取りだし、持ち帰れるようにビニール袋に入れて置く。
 ・ また他の手伝い人たちは、搾り袋を水で洗い、次に備える。
 
  持ち帰っての作業
 ・ 一つの樽に入れ、2~3日静かに置いて、おりが沈むのを待つ。
 ・ 上澄みから順に容器に入れる。(遮光性のある1升ビンに順に入れる。
   (遮光性のある1升ビンが向いている。)
 ・ 30本の1升ビンに順に番号を振り、最後の入れたビンの醤油から使って
   いく。(不純物が多いため)
 ・ 醤油を詰めた1升ビンは、冷暗所に保存する。
 ・ 表面にカビが張ることがあるが、「キラ様」と言って、これが醤油の蓋と
   なるので、心配要らない。

  搾り船は、岩崎先生と井上先生(岩崎先生のお弟子さん)2台用意していただいて、1日5樽5日間、五風十雨農場で行いました。
  後継者育成、皆さんにご興味頂くために記入いたしました。醤油造りをしな
  がら岩崎先生に習ってください。
  来年2月か3月にNPO法人メダカのがっこう主催で醤油造りが五風十雨農場で行いま
  す。お楽しみに!

 白州からの帰りの車の窓からは、満月のお月さまが見え、奇麗だった事!空の澄んだ青さに、まんまるく白く光ったお月さまを見上げながら、
 自然の偉大さ、美しさに感動、感謝して温かい気持ちに包まれした。

 おひ様と微生物の働き、皆さんに等しく与えて下さってすごい恵をいただいて
 いるのですから
 それを大事に生きていると、生きている喜びが大きくなります。
 今回の醤油の材料も大田原の水口さんの大豆(無農薬農家4代目)と麦麹もこ
 だわりのもの、
 塩もミネラルたっぷりのこだわりのもの、水は、白州の湧水でできました。
 醤油造りは、初めての経験ですが、メダカのがっこうの活動の出会いから醤油
 造りの手作り教室を開いている岩崎さんとの出会いがありました。
 
 岩崎先生は、昔ながらの手作り醤油を残すために、さらに科学的根拠に基づいて研究、進化
 した造り方だそうです。
 毎日もろみにお日様を当てる事によって、微生物の働きが短い時間に活発に働き、うまい醤油となります。昔ながらの3年醤油と同じになります。。
 本物の味を知れば、添加物だらけの偽物がすぐわかるようになります。
 人間の体のエネルギーは、本物と仲良くなって全開します。添加物だらけを体
 に入れるのとでは、体のエネルギーは、雲泥の差になります。
 小さなお子さんが「おいしい、おいしい!」と言ってお醤油を何度も何度もな
 めてしまうのですから、、、、、

 搾って搾ってその後のもろみは、これまたオツなもの。
 主人曰く、「カラカラに干して、ミキサーにかけたら”ふりかけ”になるね。」
 「小麦粉と練って、せんべいを焼いたらおいしいだろうね。」、一緒に参加し
 た方も「もろみ料理品評会をやろうか。」
 と話も無限に広がります。
 手造り醤油の店ともろみ料理の店もできちゃうね。

 微生物くんたちと仲良しになると、それが好きな仲間たちと仲良く出来、たの
 しい仲間の輪が広がります。
 大切な人生、本物を求めて、本物の手作りを楽しむ歩みをしたい、ぬくもりの
 ある生き方を歩んで行きたい。
 一歩一歩の歩み、「どうして?」 「なぜ?」 「ああ、なるほどそうか」 
 を大切にしたい。急ぎ過ぎると損しちゃうな、
 手作りを楽しまなければ損しちゃうな、と思う。疑問の事、不思議なことが一
 杯で何と言っても楽しいものね。
 手を使い、足を使い、頭を使い、自分の体をたくさん動かして楽しく暮らしま
 しょう。

 味噌造り、梅干しなど日本の伝統食を大切にして自分で手造りすると健康の食の基本が安心出来ます
。そこからいろんなものが見えてくる事でしょう。


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